世界天文年2009マスコットキャラクター「ガリレオくんと仲間たち」が、みなさんを星空と天文学の世界へご案内します!

第1回 「ガリレオくんがやってきた!」の巻

第1回

2008年7月1日号

ようこそ!


ガリレオくんと仲間たち
イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストは、木星のまわりを回る大きな4個の衛星のなまえです。ガリレオが望遠鏡で発見したことから「ガリレオ衛星」とも呼ばれています。木星の周りをめぐる衛星の発見は、地動説を支持する有力な証拠のひとつとなりました。

みなさん、世界天文年2009(IYA2009)・スペシャルコンテンツへようこそ!
わしらは、世界天文年2009のマスコットキャラクターとして、かの有名な天文学者ガリレオ・ガリレイをモチーフにして生まれた「ガリレオくんと仲間たち」じゃ。仲間のなまえは「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」じゃ。これから1年半の間、世界天文年2009のさまざまな紹介役を務めながら、みなさんを星空と天文学の世界へ案内するので、どうぞ、よろしくじゃ!

さて、このコーナーでは、連載まんがのスタイルで、みなさんとお会いする予定じゃ。初回は、ガリレオ・ガリレイの簡単な紹介をしておくぞ。  
 

ガリレオ・ガリレイ


ガリレオ・ガリレイの名は、誰しも一度は聞いたことがあるだろう。ガリレオは、今から400年ほど前に、今のイタリアで活躍した科学者だ。1564年に生まれ、1642年に77歳で亡くなった。
ガリレオは物理学や天文学でいくつもの大発見をした。とくに有名なのが、望遠鏡を星空に向けて、さまざまな天体を観測し、科学的な研究をしたことだ。オランダで望遠鏡が発明されたというニュースを聞いたガリレオは、さっそくその仕組みを調べて、倍率を変えた望遠鏡を何本も自作した。そして1609年から、月や太陽、金星や木星や土星などの太陽系の惑星、星雲や星団、天の川など、さまざまな天体を望遠鏡でつぶさに観測し、それまで知られていなかった宇宙の謎をつぎつぎに解き明かしたんじゃ。

ガリレオと望遠鏡
左:ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)
右:ガリレオが作った倍率約14倍(上の筒)と20倍(下の筒)の望遠鏡 (イラスト/高部哲也・リブラ)

月面がでこぼこした地形でできていること、黒点が太陽の表面現象であることの発見は、それまで信じられていた宇宙の完全性に疑念を抱かせるものだった(当時、月は水晶のつるつるの球体と考えられ、太陽表面に異物があるなどとは思われていなかった)。さらに、木星の衛星運動や金星の満ち欠けの観測から、地球は宇宙の中心ではなく、太陽の回りをまわる惑星のひとつに過ぎないという地動説の証拠を発見して、大きな反響を呼び起こした。その影響で宗教裁判にかけられたのは有名な話じゃな。

ガリレオの時代からおよそ400年たった今、日本のすばる望遠鏡をはじめとして、世界中でたくさんの大型の天体望遠鏡が観測を続けている。しかし、そのはじまりは、ガリレオが星空に向けた小さな望遠鏡だった。何千年もの間、目で見ることでしか宇宙を観測できなかった人類に、望遠鏡という、まったく新しい道具を使って宇宙を観測する方法を発見したのが、ガリレオだったのじゃ。


制作/世界天文年2009「ガリレオくんと仲間たち」制作ユニット+藤井龍二(まんが)

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