キックオフシンポジウム 開催のご案内

世界天文年2009 キックオフシンポジウム
―宇宙・地球・生命 みんなで解き明かすために―

 世界天文年2009日本委員会では、世界天文年2009を迎えるにあたって、サイエンスアゴラ2008会場にて「世界天文年2009 キックオフシンポジウム―宇宙・地球・生命 みんなで解き明かすために―」を開催いたします。
 2009年 ―イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡を夜空に向け宇宙への扉を開いた1609年から400年の節目の年であり、また、イギリスの生物学者チャールズ・ダーウィン生誕から200年を迎える年でもあります。
 今回のシンポジウムでは、まず「世界天文年」とは何か、世界で、日本で、何が行われるのかを広くご紹介します。そして、世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙・地球・生命といったさまざまな視点から、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をするために何ができるのか、みなさんとともに考えていきます。

 世界天文年という大きなイベントに参加し、実行するための第一歩をここから進めて行きましょう!関心をお持ちの多くの方の参加をお待ちしております。

 本イベントは、世界天文年2009日本委員会によるプレイベントです。

シンポジウムは無事終了いたしました。

開催報告

来年の「世界天文年2009」を控えて、表題のシンポジウムが行われました。

当日は、160名の参加者がありました。事前申し込み制でもありましたが、 当日参加者もかなりありました。中には、仙台をはじめ、かなり遠方からと いう方もみえ、関心の高さを感じました。

シンポジウムはまず、海部宣男氏(世界天文年2009日本委員会・委員長)が、 開会挨拶と世界天文年の概要・世界の動向の説明を行いました。 「世界天文年をみんなで創りあげよう」という力強い呼びかけとともに、 世界天文年2009の理念や、多くの世界企画について、参加者へと語りかけ、 キックオフの雰囲気が盛り上がっていきました。

ついで、渡部潤一氏 (世界天文年2009日本委員会・企画委員長)から、 「日食グラス」や「『君もガリレオ』プロジェクト」「巡回展」などの、日本 委員会主催の国内企画を中心に説明がありました。この後の質疑も活発で、 関心の高さと国内企画への期待が伺われました。

休憩中には、ホームページ上でも公開されている、世界天文年のトレーラー 上映が行われました。

休憩後は、「世界天文年で活動し、共に発見していくために」というテーマ でパネルディスカッションが行われました。 司会は渡部潤一氏、コメンテーターに海部宣男氏、そしてパネラーは以下の4名 です。

学校教育、天文学者、若手研究者、ボランティアなど多様な立場から、世界天 文年に向けての抱負を思い思いに語っていただきました。

「小さな望遠鏡を鞄に入れて持ち歩き、居酒屋で知り合った人にも星を見せたい」
「簡単に工作できる、プラネタリウムキットを学校で活用できるようにしたい」
「駅前などの繁華街で観望会を企画したい」
「星がきれい、と語るところから始める」

といったコメントから、ディスカッションの中で、

「さまざまな困難を克服してでも、学校の生徒全員に来年は天体観察の機会を 提供したい」
「天文分野が得意でない先生方へ、天文への理解を深めてもらうための機会を 設けたい」
「気軽に、身近なところで星の話題を出すことを積極的に行いたい」
「宇宙の起源でマクロとミクロの素粒子が出会う不思議を伝えたい」
「天文学者であることを、居酒屋でカミングアウトして、周囲を巻き込んでいき たい」

といった、多くのアイデアと構想が語られました。

パネルディスカッションを通して、世界天文年は各々が作り上げていくという メッセージが伝わる内容となりました。会場からも世界天文年に向けて、期待する ことや抱負などのコメントがありました。 こうして、世界天文年へのキックオフシンポジウムは、時間が足りなくなるほど 多くのアイデアが出され、活動実施に向けての意欲が高まる時間となりました。

なお、最後となりますが、当会企画のシンポジウム開催にご協力いただいた みなさまに、感謝いたします。

(企画委員・安藤記す)

 

開催概要

 日時: 2008年11月23日(日・祝日) 13:00〜14:30(開場は12:30)
 場所: 東京国際交流館・国際交流会議場 (東京都江東区青海2-79
    ⇒会場への交通案内
 主催: 世界天文年2009日本委員会
 後援: 天文教育普及研究会自然科学研究機構 国立天文台
 対象: 特に年齢制限はありませんが、概ね中学生以上を想定しています
 参加: 無料
 定員: 400名(事前申込制:以下の参加方法をご覧ください)
 その他: このシンポジウムは、「サイエンスアゴラ2008」の公募企画です

おもな内容

 世界天文年についての概要紹介、世界の動向
    解説:海部宣男(世界天文年2009日本委員会委員長/放送大学/前国立天文台長)
 日本での主な企画内容の紹介
    解説:渡部潤一(世界天文年2009日本委員会・企画委員長/国立天文台)
 パネルディスカッション「世界天文年で活動し、共に発見していくために」
    [パネラー]
      海部宣男(世界天文年2009日本委員会委員長)
      有本淳一(京都市立塔南高等学校)
      梅本智文(国立天文台)
      小貫良行(理化学研究所)
      平野都子(元プラネタリウム解説者・博物館ボランティア)
    [進行]
      渡部潤一