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世界天文年2009メルマガ「大発見から400年」

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      世界天文年2009メールマガジン(2010年1月7日配信)

           http://www.astronomy2009.jp/
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◇世界天文年の情報をお届けするメールマガジンです。
◇このメールは等幅フォントでお楽しみください。

.:*o☆ 賀春 今年もたくさん星を見ましょう! ☆*:・

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目次
■ガリレオ衛星の発見から400年
■「ガリレオの生涯」監修者の田中一郎氏にインタビュー
■「Eyes on the Skies」が YouTube で試聴可能に
■「宙人ノオト。」にエッセイを投稿しよう
■あとがき
■読者プレゼント企画第21弾
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■ガリレオ衛星の発見から400年

世界天文年2009は、ガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡を初めて夜空へ向
けた1609年から400年を記念した国際年でした。この年、まずガリレオは
望遠鏡を月に向けさまざまな発見をしましたが、偉業は、翌年1610年にも
続いています。

1610年は、木星の4つの衛星(後年ガリレオ衛星と呼ばれます)をはじめ
とする数々の大発見のあった年。また、これらを克明に記したガリレオの
著書『星界の報告』の出版年です。今年2010年は、その歴史的な年から
400年にあたります。

1610年1月7日、ガリレオは、日没後の空に輝く木星を望遠鏡でとらえまし
た。そして、木星の両側に3つの小さな星の存在に気づき、以降、晴れた
日には毎晩観測を続け、そして同じような星がさらに1つあることを発見
します。この4つの星たちの動きは、恒星とは明らかに違い、木星の両側
を行きつ戻りつしながら木星から離れません。ガリレオは、この4つの星
は木星をまわってるのだと気づきました。これが衛星の発見です。

地球以外の天体を中心として、周りをまわる星(衛星)が存在する。これ
は地球中心の考え方(天動説)を打ち砕く有力な証拠です。このころすで
に地動説の確からしさに興味をもっていたガリレオは、この発見を重大な
ものと考え、他のさまざまな発見とともに観測報告をまとめた『星界の報
告』を出版したのです。

それからちょうど400年。2010年1月、木星は夕方の南西の空で輝いていま
す。そろそろ、今シーズンの見納めです。

▽ガリレオの生涯 7「星の世界」
  http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/life-g/07.html

▽ガリレオ・ガリレイ著『星界の報告』岩波文庫 の紹介
  http://www.astronomy2009.jp/ja/bookfair/owner/backnumber01.html
  http://www.astronomy2009.jp/cgi-bin/books/books.cgi?BOOKID=487


■「ガリレオの生涯」監修者の田中一郎氏にインタビュー

ガリレオの一生についてまとめたウェブコンテンツ「ガリレオの生涯」は
もう全部お読みになりましたか。

その監修者であり、ガリレオについての著作も多い田中一郎氏(金沢大学
教授)へのインタビュー記事をまとめ、「ガリレオの生涯」特別企画とし
て昨年末に公開しました。科学史研究者の視点から見たガリレオ像を垣間
見ることができます。ガリレオをより深く理解したい方はぜひご一読を。

▽「ガリレオの生涯」特別企画
  「ガリレオ」という思想、ゼロ年代からの見晴らし
  〜ガリレオの伝記を執筆した田中一郎氏に聞く〜
  http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/life-g/interview.html


■「Eyes on the Skies」が YouTube で試聴可能に

ガリレオに始まる天体望遠鏡の400年の歴史を記念して、国際天文学連合
(IAU)が制作した映像作品「Eyes on the Skies(日本語タイトル:星空
の400年 −天体望遠鏡の歴史と宇宙−)」。全7章・約60分のこの映像作
品は、ガリレオ自作の望遠鏡から現代の大型望遠鏡・宇宙望遠鏡におよぶ
天体観測と宇宙の発見の歴史をわかりやすく解説するものです。

この映像作品の日本語吹き替え版が、YouTube の IYA2009 Japan チャン
ネルにて試聴可能になりました。各章ごと(第1章のみ前編・後編の2
本)に登録されています。ぜひじっくりとご覧ください。

授業や講義、イベントでの上映等、教育目的での使用を希望される方には
DVD の貸し出しも行っています。貸し出しの条件等についての詳細は、
世界天文年2009日本委員会のウェブページをご覧ください。

▽Eyes on the Skies (世界天文年2009日本委員会)
  http://www.astronomy2009.jp/ja/resource/eyesontheskies.html

▽YouTube IYA2009 Japan チャンネル
  http://www.youtube.com/user/IYA2009Japan


■「宙人ノオト。」にエッセイを投稿しよう

三菱電機サイエンスサイトDSPACE 内でエッセイを募集しているコーナー
「宙人(そらびと)ノオト。」をご存じでしょうか。
宇宙にまつわるエッセイを2008年から募集してきた実績があることから、
「世界天文年2009エッセイ賞」の実施にも全面的に協力いただいており、
このメルマガでも昨年11月5日の号で取り上げました。

「宙人ノオト。」では現在、第13回『宇宙大好き!』というテーマで
広くエッセイを募集中とのことです(締切は3月7日)。
宇宙大好き!の思いを綴って、応募してみてはいかがでしょうか。

さて、「宙人ノオト。」の「スペシャルエッセイ」にもご注目を。
当メルマガ編集部のある世界天文年2009日本委員会事務局の、ちょっとし
た裏話も読むことができますよ。
また、このサイトでは増刊号として「世界天文年2009」の特集も組んでい
ただいています。じつはその中にも事務局の苦労話が…。
DSPACE、目が離せません。

▽三菱電機サイエンスサイトDSPACE
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/index.html

▽世界天文年2009公認企画 DSPACE増刊号「世界天文年2009」
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/astronomy/index.html

▽第13回スペシャルエッセイ
  小野智子(世界天文年2009日本委員会事務局長)
  http://www.mitsubishielectric.co.jp/dspace/essay_e/index.html


★あとがき★

2010年になって初めてのメルマガ発行となります。
今年もどうぞご愛読よろしくお願いいたします。

某天文シミュレーションソフトで、1610年1月7日の宵の空を再現して
みました。観測地の設定はイタリアのパドヴァ。ガリレオが自作の
望遠鏡を木星に向けた土地です。東の空に輝く木星。400年前の冬の
夜空に向かって、ガリレオは驚愕の声をあげたに違いありません。

家の庭で、兄が木星に向けた望遠鏡をのぞきこみ、時間とともにその
位置を変えていくガリレオ衛星を食い入るように見ていた、子供の頃
の自分を思い出します。思えば、それが初めて望遠鏡を通して見た
宇宙の姿であり、天文に興味を持つきっかけでした。
400年前もそして今も、人間の好奇心は変わらないのですね。

木星は宵の空に低く輝き、そろそろ見納めとなります。名残惜しい
人は、急いで望遠鏡を向けてください。
幸い、東京では年末からずっと、晴天が続いています。


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★世界天文年2009メルマガ 読者プレゼント企画第21弾★
  協力:国立天文台
  http://www.nao.ac.jp/

国立天文台が制作した2010年のカレンダー
「2010年 暦  星の和名を巡る 〜野尻抱影『日本の星』より〜」
を、抽選で10名様にプレゼント!

月ごとに切り絵で星・星座の和名が表現された
A4判壁掛け式の国立天文台オリジナルカレンダーです。

応募締切:2010年1月10日(日)  ※終了しました
応募方法:メールの件名(タイトル)を
     「国立天文台カレンダー」とし、
メール本文に、
  □応募者氏名
  □郵便番号
  □住所
  □Eメールアドレス

をご記入の上、下記アドレス宛にお送りください。
応募先  :mm-present@NO!!SPAM!!astronomy2009.jp (NO!!SPAM!!を削除)

当選発表は発送をもって代えさせていただきます。
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[発行]世界天文年2009日本委員会事務局 メルマガ編集部

▽お問合せはこちらから
http://www.astronomy2009.jp/ja/form/inquiry.html

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