今年一年に感謝、そしてさらにすばらしい年を

海部宣男

 日本では1月4日全国一斉オープニング、世界では1月15日パリのユネスコ本部で幕を開けた、世界天文年2009。日本でも世界でも、めざましく広がりました。

 日本では700万人に迫った「星を見よう!」キャンペーン報告が示すように、全国でさまざまな規模の企画が豊かに展開され、たくさんの大人や子供が星と宇宙に触れ、楽しみました。プラネタリウムや公開天文台、アマチュアや研究者、そして多くの方々それぞれ、多忙かつ実りある一年だったと思います。

 私も講演・原稿・インタビューが増え続け、ついに数えるのを止めました。

寒星 (かんぼし)に今年の(ぼう)(さち)を謝す

透明な空に輝きを増す冬の星を眺めてふと浮かんだ、私の実感です。

 国際天文学連合は、世界天文年の活動継続を決めました。神戸グランドフィナーレで宣言したように、私たちもこの1年がもたらした驚きと感動とネットワークをさらに拡げ、未来に向けた活動の発展を目指そうと決意しています。

 来年もどうぞよろしく、そしてすばらしい年をお迎えください。

世界天文年2009日本委員会委員長 海部宣男

(2009年12月25日掲載)


参考

→世界天文年2009グランドフィナーレ宣言「世界天文年2009から未来へ」

→メッセージ「ガリレオの驚きを、みんなの驚きに」