世界天文年とは
2009年はイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から、400年の節目の年です。国際連合、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合は、この2009年を「世界天文年(International Year of Astronomy:略称 IYA)」と定めました。
世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をしてもらうこと。それが世界天文年の目的です。
参加国数
148の国と地域が参加を表明しています。(2009年11月6日現在)
名称
この世界的な記念の年について、公式名称は次のとおりです
英語: International Year of Astronomy 2009
略称: IYA2009
日本語: 世界天文年2009
日本語名称についての補足説明
"International Year of Astronomy"は、直訳すれば「国際天文年」ですが、「国際」という日本語は、
- (多国間ではなく)2国間でも成り立つこと
- やや狭い印象を与える可能性もあること
- このイベントが開発途上国を含め真に世界を巻き込む活動として企画されていること
この日本語名称は、国際天文学連合(IAU)の対応機関である日本学術会議においても了承され、現在広く用いられています。
スローガン
英語: THE UNIVERSE: YOURS TO DISCOVER
日本語: 宇宙 … 解き明かすのはあなた